【学習の仕組みとは?】メールマガジンより

2016年07月05日 | 4nessコーピングnews

こんにちは、
城ノ石ゆかりです。

 

目標設定の人の癖として
知っておいて損がないのが

 

・近く(半年、1年)の目標は高めに設定し、
・遠く(5年、10年)の目標は低めに設定する

 

ことです。

 

なぜ、近くの目標は高めで
なぜ、遠くの目標は低めなのか?

 

遠くの目標が低めなのは、
5年先、10年先はピンとこない。
想像しにくいからです。

 

近くの目標を
高めに設定してしまうのはその逆で、
近い未来は想像しやすく、
早急に達成感を得たがるからです。

 

「早急」はそのうち「焦り」に変わり、
その後「落ち込み」に変わります。

 

そもそも高すぎる目標であることが多いからです。
例えば、
1週間で10キロ減、
1ヶ月で20キロ減を目指してしまう
ダイエットのようなものです。

 

苦笑したあなた、
他人事じゃありません。

 

他人の目標だと苦笑してしまうかもしれませんが、
学習や会社の成長も同じです。

 

その早急性は万能感です。

 

すぐに欲しい!
すぐに結果を見たい!
すぐに変わりたい!

 

何事にも時間がかかります。
インスタントにはいかないのです。

 

万能感は幼児性の表れです。

 

例えば、
学習といった身につける行為に関して言えば
プラトーと言って
変化を受け入れ、新しい習慣に脳と心と体が順応するまでに
変化が見えない、
進歩しているように決して感じられない時期が必ずあります。

 

だけど、続けていると
急にできるようになるティッピングポイントが表れます。

 

なぜ出来るようになったかわからないが
急に変わった!といった瞬間です。

 

腹落ちした!といった感じでしょうか。

 

頭だけの理解ではなく、
心も身体でもわかった!という状態です。

 

プラトーを別の言い方をすると
ホメオシタシス(恒常性)です。

 

ホメオシタシス(恒常性)とは
今が良かろうが悪かろうが
お構い無しに
一定の状態を保ちつづけようとする機能のことです。

 

何かをやろう!と決定すると
まるでテストのように
ホメオシタシスの抵抗期間があります。

 

ダイエットでいうと
停滞期ですね。

 

何かを成すには
ここを突破する必要がある。

 

長い期間やり続けられる人は
このプラトーやホメオシタシスを
突破した経験がおありな方です。

 

もう少しすれば
あと少しやればきっと変わる!
と信じられる経験があるのです。

 

GOALまでは薄い階段を何段も昇る必要があり、
その期間は
成果より行動にフォーカスし、
ほんの少しづつでもやり続けることに重きを置くと
いつの間にか出来ていた!
という状態になっているはずです。

 

少なくとも
「早急」はそのうち「焦り」に変わり、
その後「落ち込み」に変わるといった
悪循環とストレスは減ります。

 

去年、大好評だった
『コーピングで年間計画」を
今年の秋にも予定しています。

 

来月はお知らせできると思いますので、会場でお会いしましょう。

 

限りある人生、
有効に活用したいものですね。

 

では、また次回!

 

 

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