【マインドフルネスとは?】メールマガジンより

2016年06月21日 | 4nessコーピングnews

ABCコーピング news vol.40 2016/06/21

【マインドフルネスとは?】

こんにちは、
城ノ石ゆかりです。

ストレスという言葉が
一般的に使われるようになって
随分と時間が経ちました。

そして、

ストレスで身体を壊した、
ストレスで気が晴れない

など、
ストレスは悪のように言われる風潮があります。

しかし、
ABC理論(感情の構造)でいうと
Aの出来事がCの感情や結果に
ダイレクトに影響するのではなく、
その間にあるB(認知)によって変わるので、

ストレスをA(出来事)だとすると
出来事を自分にどう説明するかといった認知、
BによってCの結果や感情は変わるということに
なります。

ストレス=悪
ストレス=怖い
ストレス=絶好のチャンス

といった
ストレスに対する認知の違いによって
その後の結果や感情に大きく差が
開いてしまうのです。

「考え方を変えればいいんでしょう?
頭ではわかっちゃいるけど…」
と聞こえてきそうです。

ストレスへの対処法と同様に大切なのが、
自分のストレスに対する認知(B)を
意識出来るかどうかです。

ストレスに対するあなたの認知を
あなたが意識できるだけでも
ストレスは取り扱い可能になってゆきます。

ストレスへの対処法として最近、
広がってきているのが
マインドフルネスですね。

マインドフルネスには行為と状態があります。

マインドフルネスの行為は
シンプルに言えば
瞑想といったものです。

マインドフルネスの状態とは
今に意識が集中した状態を言います。

google社やインテル社といった企業で
マインドフルネスを導入していて、
記憶力の向上や心身の健全度のアップ、
感情のコントロールといった効果も大きいと言われています。

マインドフルネスは
西洋の思想「外に意識を向ける」にはなかった
「自分の内に意識を向ける」といった
東洋のものです。

すでに私たちは持っていたものです。

そのベースには何があるかというと
「足るを知る」といった老子の言葉に表される
I’m OKの世界、
「今、既に十分に在る」といった内的なものです。

ABCコーピングでもお伝えしている
「自分の中心(核)に戻る」術のひとつです。

マインドフルネスの行為とは、
「自分の内側に意識を向ける時間を持つ」イメージです。

さらに、
逆輸入されたマインドフルネスは
日本の座禅や瞑想といったものより
もう少し気軽です。

歩いていても
寝転がっていても
どんな格好で座っていても
自分の内側に意識を少しだけ向けることで
OKです。

雑念を排除する必要もありません。
雑念を雑念のままに流していく。

全てあるがまま。

時間の流れるスピードが速い現代、
意識的にこういった時間を持つことは大切です。

すこしだけ立ち止まってみる。
心の雑談をやめてみる。

そのことによって見える世界があるかもしれない。

そうなれば、ストレスさまさまですね。
ストレスをサインと感じることによって
あなたらしい人生が広がり始める。

ストレスは決して悪いことばかりでもないのです。
ストレスはチャンスなのかもしれません。

ABCコーピングでも
少しだけ立ち止まって自分の内側に目を向け
気づきのヒントとなるよう
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マインドフルネス同様
ご活用してみてください。

では、次回!

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