『未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する』本文を、少しずつご紹介していきます。

本文紹介vol.2はこちらから。

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第1章　未処理の感情に気付き、人生の主導権を取り戻す

ストレスを「苦しい」と受け取るのは、
脳や思考の癖でしかない

私は「ストレス」という言葉があまり好きではありません。

人生に起こるイヤな出来事や問題を、
すべて「ストレス」に直結した捉え方をすることに違和感を覚えるからです。

現にあなたはどうでしょうか。
不調を何でも「ストレス」の一言で片付けられることに対して、
何かモヤッとしませんか。

また、何かを成すために集中し、真剣に取り組んでいる際に、
他人から「ストレスが相当溜まっているね」などと指摘されると、
内心イラッとしないでしょうか。

「ストレス」いわれるものは実のところあまりにも漠然として、
捉えどころがありません。
それなのにみな、平然と、さも挨拶するかのようにストレスという言葉を使ってしまう。

私はこの現状に恐怖すら感じます。